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母の深層心理を垣間見る

大人が心から幸せになると子ども達に良い環境を与えることができる
「アロマと脳科学」を使って、なりたい自分になれる!ことを伝えていきたい

こんにちは平野百合子です。

私が子育て支援をやっている中、ずっとコンプレックスに感じていたものがあります。

それは「結婚や子育ての経験がないこと」

夫婦や子育ての悩みを聞いても上手く答えられない。
「〜らしいよ」「人から〜って聞いたよ」と自分の経験談ではなく、人づてに聞いた話になってしまう
私がこれまで学んできた心理学や教育学だけでは、机上の空論だと思われかねない(~_~;)
経験していないから、親御さんに共感してあげることも出来ない

ないないづくしで、子育てに悩んでいる親御さんをサポートしたいという想いがあるにもかかわらず、ずっと「私一人ではサポート出来ない」と決めつけていました。

でも、母とのやり取りの中、それは違うと気付きました。

私の「アロマと脳科学」の知識と経験で、私にもお手伝い出来ることがあったのです!!

今回、『アロマと脳科学のセミナー』を各地でさせて頂くにあたって、母とワークをしました。
アロマオイルを使って、深層心理を探っていくワークです。

母自身が自覚していなかった思考のクセ、辛い記憶、本当の望みなどが、ワークによって明らかになっていくにつれ、私は何とも言えない切ない気持ちになりました。

「(母は)こんなに苦しんで、自分を抑えて生きてきたんだな・・・」

私が子どもの頃、母は父と祖母の顔色ばかり伺い、随分、惨めで窮屈な想いをしていました。
「お前はバカだ!」
「何をやらせても出来ない」
「グズ」
「言われた通りにしろ!」と罵られ、母の自尊心はズタズタでした。
(子どもの頃は明るく活発な性格で、学級委員で成績も良く、独身時代、小学校の教師をしていた母は)次第に「自分は頭が悪く、何をやっても上手く出来ないから、(父や祖母の)言う通りにしなきゃならない」と思い込んでしまったようです。

そのせいで、私に母はいつも
「どうせ無理なんだから」
「あなたには才能がないんだから」
「ブスなんだから」
「女なんだから我慢しなさい」と言っていました。

親が無意識に傷つける子どもへの言葉で
「やれば出来るんだからやりなさい」「出来ないと言ってはダメ」などがありますが、私の場合は「(あなたには)出来ない」でした。
当時、夢一杯だった私が、「やってみなきゃ分からないじゃん!何で出来ないって言うの?!」と言い返すと、「私の子どもなんだから、出来るはずがない」と母にいつも言われていました。

そのうち、私自身もどんどん自尊心が失われ、生まれてきたことさえも後悔するようになりました。(今は違いますよw)

結局、母自身が幸せになれないのに子どもを幸せにすることなんて出来ないのです!

子育て中の親御さんにアドバイスをすることは出来なくても、アロマと脳科学を使って、親御さんが自身の深層心理を知り、意識を変えていく為のお手伝いをすることなら出来ます!

それは誰かの力に頼るのではなく、自身で答えを見つけていく方法だから。
私はただ、それを伝えるだけだから。

子ども達が、この先、辛い状況に遭遇しても「自分を信じて前向きに乗り越えられる強さ」を持てるようになる為、私は私の出来ることを粛々としていこう。と改めて思いました🧡

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