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色んな個性を調和させる

心の声を聞いて、本来の自分の望みを知る方法
「アロマと脳科学」を使って、なりたい自分になれる!ことを伝えていきます
子ども達の幸せな環境を作る為にまず大人が幸せになることが大切だから

こんにちは。平野百合子です。

アロマオイルと心は似ています♡

アロマオイルの素である香りの成分は、色んな匂い分子の複合体で出来ています。
色んな要素を持っている匂い分子が寄り集まって相互作用をもたらしているのです。

だから、「このオイルはこの作用だけ!」というような単一的なものではありません。

必要な部分に植物の有機成分が働き掛けて、不要な部分は制御しています。

本当に素晴らしい位に上手く作用しているのです

人の心も同じで、色んな要素が集まって一人の個性を作っています。

優しさもあれば、冷たさもある。
自由が好きだけど、たまには拘束されてみたい。明るくて暗くて、真面目な時もいい加減な時もある。
新しいことが好きだけど、ルーティンも好きだったり。
ある場面ではのんびり屋だけれど、別の場面ではせっかちに変身したり・・・。

とても一言では言い表せません。😅
だから、誰だって、「あなたは〇〇な人」と決めつけられるのは、イヤなんです(>人<;)

私達の個性や価値観は、過去の経験によって作られています。
だからこそ、本当は、どんな個性や価値観であれ尊重されるべきものなのです。
それはその人が生きてきた証だから・・・。

その上で、「自分はどう感じるのか?」「それを受け入れたいのか?受け入れたくないのか?」などを判断すれば良いのです。

私達が自分を知る方法の一つとして、他者に対する自分の反応を見るというものがあります。

嬉しいことや楽しいことだけではなく、辛いこと、悲しいこと、腹の立つことなど
色んな感情を経験していくことで、本来持っている自分の要素を知ることが出来ますが、それは他者がいないと無理なのです。
なぜなら、喜怒哀楽は、他者の存在があるからこそ生まれてくる感情だからです。

誰かがいなくなって、初めて淋しいと感じます。
もし、生まれた時からこの世界に自分一人しかいなかったら、そもそも淋しいという感情は起こりません。

自分が生きる上で、自分を知る上で、他者はどうしても外せない存在です。
自分のことを決めつけられたくないと思うなら、当然、相手のことも決めつけてはダメですよね(笑)

多角的な視点を持って、自分や相手を理解することが、人間関係をスムーズにすることに繋がっていきます。
苦手な人や理解出来ない人でも、もしかしたら、どこかに自分との共通点があるかもしれないし、違う角度からみると・・・
「そんなに悪い人じゃなかった」と思えることも、「知らないから恐れていただけ」と気づけることもあるかもしれません。

たとえ、最後まで好きになれなかったり、理解出来なかったとしても、それはそれで良いのです。
「自分はこういう人(もの)に拒絶反応を示すのだな。」「受け入れられないんだな。」と気付くことや、「なぜ嫌いなんだろう?」と深く自身を探っていくことが出来るからです。

自由が好きなのは、不自由さを経験したからで、不自由さを知らなければ、自由の良さは永遠に分からないままです。
闇を知ることで、光の存在に気づくことが出来るのです。

陰と陽、表と裏、プラスとマイナス・・・
どっちが良いとか、悪いとかではなく、どっちも必要なのです。

どちらが欠けてもバランスは取れません。

人もアロマも同じ自然界のもの。上手くバランスを取っているから、循環して成り立っているのです。

色んな要素の複合体だからこそ、理解し合えることもあるはずです。
個人の時代になるということは、個々が分離していくのではなく、個々が自立して全体と調和していく・・・ということなのです。

最初は他者の個性や価値観に調和していくことは難しいかもしれません。
でも、自分が自分自身を受け入れて、理解し、満たされていくごとに、他者への感じ方もきっと変化していきます。

利己主義ではなく、本当の意味での個人主義の世の中に✨

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