想像力を働かして・・・
社会全体で子育てをする世の中を作るために
まず大人が自立して幸せになることを実現していく
「アロマと脳科学」を使って、
なりたい自分の人生を自分で創造していくブログ
こんにちは、平野百合子です。
友達のAちゃんとの話です。
Aちゃんは、私がまだ２０歳の頃、
狭いワンルームのアパートで一緒に暮らしていた程、
仲が良かった友達です。
今思えば、一人の空間がないとダメな私が、
よくあの狭いワンルームで
2年間もルームシェアしていたな・・・と
不思議で仕方ありません（笑）
よっぽど、Aちゃんと馬が合っていたのだと思います。
よく二人で連んで遊んでいました。
どこかへ遊びに行っても帰る家が同じだし、
どんなに時間が遅くなっても
まだ一緒にいられることが
とても嬉しかったのをよく覚えています。
そんな大切な友達なのに
私は「自分が絶対に正しい」と正義感を振りかざし
Aちゃんを責めて傷つけてしまいました。
Aちゃんとの間に溝が出来、
私達のルームシェアは解消され、
もう連絡を取ることもなくなりました。
スピリチュアリストの江原啓之さんが
「誰にでも躓く権利がある」
とよく言われています。
人は誰でも
「自分が正しい」と思い込んでしまいがちです。
私はAちゃんの躓く権利さえ認めずに
自分の正論をかざしていたのです。
今思えば、なんておこがましいことでしょう。
あの頃、なぜ私はAちゃんの気持ちに
寄り添うことが出来なかったのだろう・・・
躓くかもしれないけれど
それでもAちゃんの側にいて、
唯一の味方になる選択肢もあったはずなのに
恐らく、私自身が弱かったから
Aちゃんを信頼して見守ることが
出来なかったのだと思います。
Aちゃんという大切な友達を失って、
二十数年間、私は悔やみ続けました。
しかし、ある日、奇跡が起こりました✨
突然、共通の知人から連絡があり
その知人が取り次いでくれたお陰で
二十数年ぶりにAちゃんと再会することが出来たのです！
その時、知った衝撃の事実は・・・
この二十数年間、Aちゃんは知人を通じて、
私のことをずっと探してくれていたのです！
Aちゃんは、私の制止を振り切って突っ走ったことで
結局、失敗をしてしまったそうです。
「心配して言ってくれた言葉を
あの時、素直に聞けば良かった・・・ごめん。
ずっと謝りたかった」とAちゃん。
私達は共に「謝りたい」と後悔していたのです。
長年のわだかまりが溶け
ようやく気持ちがスッキリ出来ました。
私は今回のことですごく学んだことがあります。
それは・・・
人は自分が経験していないことを
理解するのはとても難しいもの。
相手の心境や状況をたとえ今、
理解出来ないとしても
同じような状況にいつか自分も陥るかもしれないし
たとえ今は躓いていなくても
この先躓いてしまうかもしれない
誰だって間違うことくらいある。
正義なんて
人それぞれ違うし
時代や環境によっても変わってしまう
だから、他人を責めたり、
他人を思い通りに動かす権利なんて
誰にもない
自分の価値観だけで
物事を測ったり、押し付けたりすることは
誰も幸せにしないから
想像力を働かせて、
相手の立場になって考えてみることが大切
私はもっと他人に対して寛容で、
そして優しくありたいと改めて思いました。
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